<山行> 三ツ瀬明神山 2015/03

a0142487_22523887.jpg

なんと、3月の山行記録。(苦笑)
細部の記憶はあまり残っていないので、簡単に振り返ってみる。




------------------------------------------------------------------------------------

三ツ瀬明神山<標高 1016m>

------------------------------------------------------------------------------------


2015年 3月上旬 単独行


[TIME]

( 9:38) 乳岩峡登山口 <標高約260m>
(10:01) 乳岩分岐
(10:26) 一服の岩
(11:10) 鬼岩乗越
(11:45) 胸突八丁ノ頭
(11:54) 三ツ瀬・乳岩峡分岐
(12:31) 明神山山頂 <標高1016m> (昼食〜 13:13)
(13:55) 三ツ瀬・乳岩峡分岐
(14:03) 胸突八丁ノ頭
(14:37) 鬼岩乗越
(15:23) 一服の岩
(15:43) 乳岩分岐
(16:09) 乳岩峡登山口


(※途中小休止・写真撮影含む)



 天候 晴れのちくもり

 歩行距離 約8.3km




------------------------------------------------------------------------------------


数年前に開通した三遠道路を利用すれば、自宅から登山口(乳岩)まで、
車で1時間程度でたどり着くことができる『三ツ瀬明神山』。

ただ、これまでなかなか足が向くことはない山だった。
その最大の理由は、自分がこれまで登ってきた山と違い、全身を使ってよじ登らなくてはならないポイントが数カ所あること。

何せ子供の頃から母親に「のび太くん」と呼ばれからかわれるほど、運動神経、バランス感覚が鈍い人間である。
岩場から滑落し大ケガを負ったり、下手すりゃ死ぬだろう、
などとネットに上げられた鎖場の写真を見て、苦手意識を持っていたのだった。




しかし、現在の山歩きを始めるきっかけとなったのは、この明神山の入り口にある乳岩を巡ったことでもあった。
「いつかはその奥に鎮座する明神山を登ってみたい」という思いは持ち続けていた。

山歩きを始めてから3年近くが経った今、「これまでの経験を生かせばなんとか登れるだろう」ということで、
意を決し、登ってみることにしたのだった。








当日、のんびり自宅を出発し、登山口のある乳岩峡の駐車場にたどり着くと、すでに車がぎゅう詰め状態だった。
明神山の手前にある『鬼岩』はクライミングのメッカであり、並ぶ車は遠方の県外ナンバーが珍しくない。
なんとか隙間を見つけ、車を停めた。

ネット上のレポートによると、1〜2週間前の山頂付近には雪が残っていた様子だった。
念のために6本爪アイゼンを携行したが、結局終始出番はなし。
それより、この日は「本当に3月上旬?」というほどの陽気であり、ヒルの方が心配になった。
というのも、ネットの情報を見るに、この山域でヤマビルが生息する範囲がだんだんと広がっている印象を感じているからだ。
まだ肌寒さも残るこの季節なら大丈夫だろうという思惑もあったのだった。(結局こちらの心配も杞憂に終わった)




ぎゅう詰めの駐車場。奥では新しいトイレが建造中だった。これから出発する若い男女混合のパーティがいた。
a0142487_22511219.jpg




駐車場の先にある岩棚。表面は濡れており、ツルツル滑って危険。
a0142487_22511818.jpg



3年ほど前、初めてここを訪れたときはジーンズにスニーカーという軽装で乳岩巡りをしようとして途中撤退した。
今の自分と同じような登山装備に身を固めた人たちから、心配そうな視線を送られたことを思い出す。(笑)
その翌週にトレッキングシューズを購入し、その性能、安心感に感動。
ちゃんとした装備なら、安全に歩けることに感銘し、それが山歩きを始めたきっかけの一つになった。




この時点では青空が広がっていた。
a0142487_22512341.jpg




石がゴロゴロし、ジメジメと湿った道を進み『一服の岩』に到着。
まるで「H・R・ギーガー」の絵のような大きくうねった木の根。
a0142487_2251282.jpg





とてつもなく大きな岩『鬼岩』。初めて現物を目にしたが、その迫力に圧倒された。
写真には写っていないが、数人のクライマーが取り付いていた。
休憩スペースにはリードに繋がれた小型犬が、退屈そうに飼い主の帰りを待っていた。
a0142487_22514065.jpg





きつい登りとして評判の『胸突八丁』の終盤。若い男女のパーティに道を譲られたものの、どうやって登っていこうか一瞬悩む。
a0142487_2251487.jpg


徐々に要領をつかみ、順調に登っていく。
足場の悪い場所では頭の中で「三点支持、三点支持、、、」と念仏のように繰り返す。
途中で後方から「これ、帰り下れるのかな」と若い女性の声が聞こえてきた。
なんだか自分の心の声にも思えた。(苦笑)





ついに登場した最初の鎖場。本やTVで見た登り方を思い出しながら登ってみたが、かなり危なっかしい登り方になってしまった。
a0142487_22515463.jpg





さらに長い鎖場が登場。想像を超えるものではなかったが、かといって「こんなもんか」とも思えない高さと険しさだった。
a0142487_225213.jpg



いざ鎖を手に取り登ってみようとしたが、岩が湿っていて足が滑り、とても安全に登れる気がしない。
迂回路があるらしいことをネットで見かけたが、それもわからなかった。

よく見ると、所々に小さな梯子がかけられていたので、それを辿って登るルートを目で追った。
なんとか無事にクリアできたが、このポイントは下りでより難儀するだろうことが容易に想像できた。



岩場のヤセ尾根『馬の背』。想像していたものより広い場所だったが、凍結時はかなり危険だろうと思った。
a0142487_2252829.jpg





馬の背からの展望。空は雲に覆われてしまっていたが、しばらく見入ってしまうほど素晴らしい眺望だった。
a0142487_2252179.jpg





ようやく山頂へ到着。クライマーで賑わっていた『鬼岩』に比べると人も少なく、静かだった。
a0142487_22522584.jpg




展望台の下に陣取りラーメンを食べていると、連発してクシャミが出た。
やはり杉花粉症の人間はこの時期山に行くべきではないだろう。
と思っていたら、周辺で休憩している人の中にもクシャミを連発している人が数人いた。(笑)

「そりゃあ、虫も少なく気温も適度なこんなに良い時期、花粉症でも山に登りたいよな〜」

と同士の存在を微笑ましく思った。




こちらは展望台からの眺望。土地勘もないので、町並みが見えてもどのあたりなのかさっぱり分からず。
a0142487_22523167.jpg





それにしても鉄骨コンクリート造の立派な展望台。やっぱり資材はヘリコプターで運んだのだろうか。
a0142487_22523887.jpg





さて、下山。こちらは『胸突八丁』の下り。想像よりは楽に下ることができた。
a0142487_22524555.jpg





やっぱり「ギーガー」な根っこの道
a0142487_22525138.jpg





鬼岩まで戻るとまだ大勢のクライマーで賑わっていた。
山登りの人間からすると、もう帰った方が良いのでは?という時間だったが、帰り支度をしているような様子もなかった。
多分、自分の庭のようにこの山道を歩きなれているのだろう。

それよりも驚いたのは、鬼岩を過ぎ少し下ったところで、
デジタル一眼レフを片手に登ってきた街着の装いの若い男性に出会ったことだった。
乳岩のあたりなら(過去の自分のこともあり ^_^;)まだわからなくもないのだが、
こんな奥までこの軽装で来てしまっていることに不安を感じた。

軽く挨拶を交わし、すれ違ったが、鬼岩まで撮影に行ったのだろうか。
3年前の自分もこのように心配されていたのかもしれないと思った。








今回初めて登った『三ツ瀬明神山』だったが、人気のある理由が良くわかった。
距離と標高差の数字だけ見ればお手軽な山に思えるが、実際には非常に内容が濃い山と感じた。
また晩秋か春先の、地面が乾燥した日に(笑)登ってみたいと思う。








使用カメラ
 RICOH GR




■■ 今回の山行で撮影した他の写真はこちら ■■
 ・三ツ瀬明神山 2015/03 Photo - #01
 ・三ツ瀬明神山 2015/03 Photo - #02



------------------------------------------------------------------------------------


■■■ その他の山行はこちら→ 山行記録一覧 ■■■
by hama-take | 2015-06-26 23:23 | 山行 愛知県 | Comments(0)

1976年生、男。主に風景写真、時々その他雑記。リンクフリー。


by hama-take