<山行> 尉ヶ峰 2015/01

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久しぶりに午後からの山歩き。
国民宿舎「奥浜名湖」からのハイキングコースを歩いた。






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尉ヶ峰(じょうがみね)<標高 423.9m>  静岡県浜松市北区

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2015年 1月中旬 単独行


[TIME]

(12:29) 国民宿舎「奥浜名湖」 <標高約93m>
(12:48) 二三月峠
(14:04) 尉ヶ峰 山頂 <標高423.9m> (昼食〜 14:20)
(14:35) パラグライダー離陸場 (写真撮影〜 14:49)
(15:04) 尉ヶ峰 山頂
(16:21) 二三月峠
(16:36) 国民宿舎「奥浜名湖」



(※途中小休止・写真撮影含む)



 天候 晴れ

 歩行距離 約11.5km




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自宅から10kmほどの距離にある、低山ハイキングコース。
山道が凍結してしまうこの時期、冬タイヤがなくても車で行ける場所として、以前より目をつけていた。

当初は出発地の国民宿舎”奥浜名湖”から『富幕山』(とんまくやま)までを往復する予定だったが、
当日の午前中に仕事の打合わせが入ってしまい、午後からの山歩きとなってしまった。
富幕山は次の機会の楽しみにとっておくことにして、その途中の『尉ヶ峰』までを往復することにした。





12時過ぎに国民宿舎の駐車場へ到着。ほぼ満車状態だった。
この地点より少し下にある『細江公園』から、このハイキングコースを歩く人も多いらしい。

身支度をして12時半近くに歩き始める。まずは国民宿舎の先にあるオレンジロード方面へ向かう。
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数年ぶりに訪れる『奥浜名オレンジロード』。
みかん畑の間を走る農道兼観光道路なのだが、
この地域の車好きバイク好きなら知らないものはいない「走りのスポット」でもある。

以前はスポーティな車が好きで、その類の車に乗っていたこともあり、
休日のドライブコースにこの道を組み込むこともあった。
といっても、無茶なスピードで走る度胸もウデも無いので、軽く流して雰囲気を楽しむ程度のドライブだったのだが。



懐かしさを感じながらオレンジロードを横切ると、そこがハイキングコースの入り口だった。
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坂を登ると仏像や祠があり、『おもかる大師』と呼ばれる地蔵が祀られてた。
これはその言い伝えが書かれた看板。
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『おもかる大師』を過ぎると、すぐにまた車道へ出た。
近くの道標には「車に注意して歩いて下さい」と書かれている。
コース上にはこの道標が「これでもか」というほどに多数設置されていた。
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350mほど車道を進み、道標に従い再び歩道へ入る。
いよいよ山道らしくなった坂道を登ると、木造の展望台があった。設置された看板によると、ここは『二三月峠』という峠らしい。
さっそく眺望を楽しむために展望台の階段へ向かうと、ロープが張られており、「施設損傷のため利用禁止」と張り紙がされていた。
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展望台から先へ進むと、東〜北方面に眺望が開けた地点に出た。
中央上の山は2年程前に登った『三岳山』。その右奥に富士山が頭を出している。
左端の山は鍾乳洞”竜ヶ岩洞”で有名な『竜ヶ石山』。
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道は再び樹林帯の中へ入っていき、それを抜けるとまたもや車道へ出た。
アスファルト道を歩いて行くと、「奥浜名自然休養林」と書かれた立派な看板が現れた。
周囲の路肩には車が数台停められており、ここからハイキングコースを歩き始める人もいるようだ。
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固い山肌を削って作られたような階段状の坂道を登っていく。
ここからようやくハイキングコースがスタートしたように感じた。
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5分ほど歩くと、ちょっとした広場に出た。木製のベンチとテーブルがあり、単独男性が休憩していた。
そのすぐ先に「はりきりコース」と「らくらくコース」と書かれた分岐点が現れた。迷うこと無く「はりきりコース」へ進む。
岩が露出した坂道が始まり、「登山道っぽくなってきた」と思ったが、すぐにまた緩やかな道になった。


しばらく歩くと、林道のような広い道へ合流。
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先へ進むと、数組のハイカーとすれ違った。さすが人気のハイキングコースだけあり、人が多い。
まるで愛知県民の森あたりを歩いているように思えた。



国民宿舎から歩き始めて約1時間。資材置き場のような場所に出た。
どうやらここからコースは私有地内を通るらしい。
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「本当にこれで道は合っているのか?」
心配になりながら歩いて行くと、件の道標が現れ一安心。

私有地内には様々な石像が立ち並び、ちょっとシュールな光景だ。(私有地内ということで、失礼かと思い写真は撮らなかった)
この区間を抜けると、道は再び樹林帯の中へ。


途中、北方面に眺望が開けた場所があり、富幕山が望めた。麓に見える広い道は新東名高速道路。

<画像クリックで拡大>
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展望地から少し進むとアンテナ鉄塔があり、その先から木段を登っていく。

じきに尉ヶ峰山頂へ着いた。
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山頂にはイノシシのオブジェや東屋があり、まるで公園のよう。
南側に浜名湖がちらりと覗いているが、草木が生い茂り、展望はほとんど効かない。

単独男性と女性2人組が休憩していたが、自分が遅い昼食を食べている間に去っていった。
食後、周辺を写真撮影していると、単独のトレイルランナーが富幕山方面へ通り過ぎていった。



時計を確認すると14時半前。まだ時間に余裕がありそうだ。
そこで、この先にあるという、展望が素晴らしいことで評判の『パラグライダー離陸場』を目指すことに。

山頂から一旦下り、再び道を登っていく。この登りは意外とキツく感じた。
山頂を発って約15分、パラグライダー場へ到着。





「ほお〜っ」 その素晴らしい眺望に思わず声が出た。

<画像クリックで拡大>
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南側には遮るものが何も無く、浜名湖が一望できた。
写真を撮りながら、アマゾンで購入し持参した安物の単眼鏡も覗いてみた。
東側を見るとアクトタワーの向こうに、竜洋の風車が回っている様子が確認できた。

人里離れた山深い自然の景色はもちろん素晴らしいが、
普段生活している街を、こうして違う角度から俯瞰できる里山というのも良いものだと改めて感じた。

いつまでも眺めていたい景色だったが、山道が暗くなるのは早い。
再びザックを背負い、道を戻ることにした。




尉ヶ峰山頂まで戻ると、ふとイノシシの置物に目がいった。
以前、暗くなった山道を車で走行中、大きなイノシシに遭遇したことを思い出した。

クマ避け鈴を鳴らし、ペースを上げて道を戻る。

日の落ちる速度がさらに気を焦らせる。樹林帯に差し込む木漏れ日はだんだん少なくなっていった。
こんな時間にこの山の中を歩いているのは自分だけではないだろうか。

と思っていたら、なんと前方から中高年女性が、2人楽しくお喋りしながら登ってくるではないか。(爆)
その後にも年配の男女数名とすれ違い、臆病な自分がバカらしく思えてきた。
考えてみたら人の住む町が近くにあり、水窪あたりの山と比べたら、まるで公園のように整備されたハイキングコースなのだ。
慣れた人ならば、夜になっても懐中電灯片手に歩けそうな道である。




緊張から解かれ、写真を撮りながら一人歩く。すると、
ザッザッザッ・・・
不意打ちのように、後方から何かが走ってくる音が聞こえてきた。
「イノシシかッ!?」
振り返ると、山頂で休憩中に出会ったトレイルランナーだった。(笑)

道を譲ると「ありがとうございます」と言って、あっという間に見えなくなった。
富幕山まで往復してきたのだろうか。

自分も午前中から動けたら歩いてみたかった富幕山までのコースだが、国民宿舎からだと往復20kmあるらしい。
標高差の少ない低山ハイキングコースながら、結構なロングコース。いつか挑戦したいと思う。



その後、無事日没までに国民宿舎の駐車場まで戻り、家路についた。





使用カメラ
 RICOH GR
 RICOH GXR
 (一部写真 トリミング加工あり)


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by hama-take | 2015-03-09 22:34 | 山行 静岡県 | Comments(0)

1976年生、男。主に風景写真、時々その他雑記。リンクフリー。


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